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2011年04月11日

今回の街頭演説

 

 選挙結果は、真摯に受け止めたいと思います。

 選挙期間中の街頭演説です。

 この度、市議会議員選挙に立候補しました「福岡維新の会 代表 飯野健二」です。

 私が、市議会議員選挙に立候補した最大の理由は、「こども病院移転問題」です。

 現在の中央区という非常に便利な場所にあるこども病院を、「土地が余っている」という理由で、福岡市役所は、東区の人工島への移転を計画しました。

 本来なら、この計画に対して、福岡市議会がチェックするべきなんですが、なんと63名の議員中、50名以上が賛成というとんでもない状況です。

 本来、福岡市議会は、福岡市役所が、市民のために、きちんと仕事をしているのかを、チェックするのが仕事のはずなのに、現在の市議会が、福岡市役所のチェック機能を持っているのか、はなはだ疑問です。

 私から見ますと、現在の市議会は、福岡市役所のいいなり、福岡市役所の御用聞き、福岡市役所の片棒をかついでいる、という気すらさえします。
 
 私は、この現状を打破するためには、自分自身が、立候補するべきであると、判断しました。

 昨年の6月より、「こども病院移転反対」の幟を持ちまして、辻立ちをしてまいりましたが、その際、多くの方から、「こども病院移転問題」の署名運動のお手伝いをしたけれども、「何も変わらなかった。」という声をいただきました。

 誰が変えなかったんでしょうか?

 あの署名運動は、こども病院の移転を最終的に決める前に、「住民投票をして下さい。」「住民投票をして、その結果を見て、最終的に判断して下さい。」という署名運動だったんです。

 署名は、規定数に達しましたので、住民投票をして下さいという、議案が福岡市議会に提出されました。その議案を、福岡市議会は、否決したんです。

 要は、こども病院の人工島移転は、福岡市役所と福岡市議会が、仲良く決めたことなので、「市民は黙っとけ。」「市議会は、民意をわかっている。」ということらしいんですが、わかってませんよね。市議会は。早良区の民意を。

 私は、早良区の民意は「こども病院の人工島移転反対」であると考えています。

 きたるべき4月10日の市議会議員選挙は、市議会が否決した住民投票の代わりと考えています。立候補者の中で、こども病院の人工島移転に明確に反対を表明している、私飯野健二と、荒木龍昇先生、共産党の中山いくみ先生です。この3名の票が伸びれば、早良区の民意は、「こども病院の人工島移転反対」になると考えています。

 ぜひとも、このことをお考えいただき、ご投票下さい。

 先程、お話しました63名の中の50名以上の、「こども病院の人工島移転」に賛成された議員の皆さん、今回も多数立候補されていますが、この選挙期間中、この問題には、一切触れようとしません。

 本来、議員には、有権者の皆様に対して、説明責任があります。選挙期間中、「よろしくお願いします。」の繰り返しで、当選したら、やりたい放題、こんな議員は、もうたくさんです。

 私が尊敬します高山博光議員のお言葉に「政治は最大のボランティア」というお言葉があり、大変感銘を受けています。本来、市議会議員は、市民のために、ボランティア精神が豊富にあるべきと考えています。

 もちろん、無報酬では、やっていけないので、バランスはあります。

 現在の議員の皆さんは、何か優先順位を勘違いしていると思います。現在の議員の皆様の優先順位は、「自民党のため」とか「民主党のため」とか、そこに重点があると思います。私は、市議会議員の最優先事項は、「市民のため」と考えています。

 もし、早良区選出の議員の皆さんが、この「市民のため」を最優先事項としていたならば、こども病院の人工島移転に賛成するはずないんです。

 こども病院の人工島移転は、早良区の住民にとって、デメリットがありすぎます。

 重ねて申し上げますが、今度の市議会議員選挙は、市議会が否決した住民投票の代わりです。ぜひ、このことをお考えいただき、ご投票下さい。

 福岡維新の会 代表 飯野健二でした。

 ご清聴、ありがとうございました。
 

   


Posted by 飯野健二 at 01:28Comments(0)福岡市議会議員選挙