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2018年02月05日

8つのQワードでブログの内容を掘り下げよう!



 【備忘用】
 今、鳥取にいる西嶋利彦さん( https://www.facebook.com/toshihiko.nakao )からです。
 参考になります。
 ありがとうございます。

 http://runnershigh1.com/8questions/

 以下、西嶋さんのブログからです。

 8つのQワードでブログの内容を掘り下げよう!

 初めてブログを書き始めた時の文章を読むと事実を書くだけで、自分で何か考えた形跡がなかったことにショックを受けました。
 本の書評も、本に書かれてあることを要約した程度。
 読んでも面白さを感じることはありませんでした。
 ではどうすれば、ブログ記事の内容を掘り下げられるのでしょうか?
 今回は、より読者に自分の考え抜いた情報を提供するために活用できる8つの問いを紹介します。
 これらの問いは、NHKのEテレで放送されていた
 「Q~子供のための哲学〈小学3~4年生向け〉」( http://www.nhk.or.jp/sougou/q/ )で、わかりやすく解説されています。
 知り合いから教えてもらって観たのですが、衝撃でした。
 今の小学校で見るテレビはこれだけレベルが高いのか?と。
 バックナンバーもあるので、ぜひこちらもお時間あればご覧ください。
 1コマ10分のものですが、侮れませんよ。
 大人も楽しめる内容となっています。
 ちなみに人形劇なのですが、人形の声優はガッツ石松さんと本田翼さんが担当されています。

 8つの問い
 それではお待ちかね。

 8つの問いは下記の通りです。
 先ほど共有したサイトの動画でより詳しく紹介されていますので、こちらも参考にしてください。
 なんで?・他の考えは?・反対は?・もし~だったら?
 そもそも?・立場を変えたら?・たとえば?・比べると?
 です!

 今回は8つの問いに合わせて、プチ具体例も載せていきます。

 なんで?

 理由を探ってみる。
 なんで鳥取は人口が少ないのだろうか?みたいな感じです。
 いろんな理由が出てくるので、具体的な対策が見つかるかもしれません。

 他の考えは?

 いろんな考えを出してみる。
 なかなか一つの考えから抜け出せない時に使えます。
 幸せはお金があること。
 だけが幸せだとお金がないと幸せじゃなくなってしまう。
 幸せって他にどんな要素を持っているだろうか?

 反対は?

 あえて逆で考える。
 対比する対象があると、よりその物事が分かりやすくなりますよ。
 男性の特徴について考えてみるときに、
 これは女性にも当てはまることなのか?
 と反対を考えてみる。

 もし~だったら?
 仮説を立ててみる。
 もし首相になったらどんな国にしていきたいだろうか?
 と普段では見えない視点で物事を考えたりできます。

 そもそも?
 前提を疑ってみる。
 宿題は必要という前提で学校は運営されているけど
 そもそも宿題は必要なのだろうか?
 オランダなどでは、宿題なしで成績が上がったという事例もある。

 立場を変えたら?
 誰かの気持ちになってみる。
 妻に激怒された。
 心覚えがないぞ。
 ただ、妻の立場になってみると、
 部屋でテレビ会議をしていたらリラックスできないよなぁ。
 今夜はハーゲンダッツでも買っていくことにしよう。

 例えば?
 具体的にあげてみる。
 博多は食が有名だ。
 例えば、豚骨ラーメン。
 博多に行けば何店舗もお店が並んでいる。
 海外にもある一風堂も博多から生まれた。

 くらべると?
 違いはどこか探ってみよう。
 最近は本よりもkindleで読むことが多くなった。
 比べてみるとkindleの価値が分かる。
 kindleは本を買いに行かなくてもOK。
 クリック一つですぐに読める。
 おまけに読み上げ機能があるので、
 車のなかでも電車のなかでも音声で内容を知ることができるのだ。

 おわりに
 1記事にすべての問いを盛り込むとボリュームたっぷりな内容となってしまうので
 適切な問いを3個ぐらい入れるというのをオススメします。
 この問いが加わるだけで、独自性を出しやすくなるはずですよ。
 ブログに限らず普段から8つのQワードを意識してみるといろんな発見があるはずですよ。
 ぜひぜひ試してみてください。


 以下、西嶋さんが、福岡から鳥取への移住を決断された経緯は、以下の通りです。
 http://qbiz.jp/sp/article/126052/1/  


Posted by 飯野健二 at 17:53Comments(0)西嶋利彦

2018年02月04日

第4弾【佐賀県海外使節団】アメリカ西海岸で起業家精神を学ぶ!



 【佐賀でのイベント】
 学部は違いますが、大学の後輩、Hitomi Kitagawa さん( https://www.facebook.com/hitomi.kitagawa.395 )からです。
 第4弾【佐賀県海外使節団】アメリカ西海岸で起業家精神を学ぶ!
というクラウドファインディングに挑戦中です。佐賀出身の方、佐賀にご縁のある方、日本の若者を応援したい方などなど、よろしくお願いします。 https://camp-fire.jp/projects/view/56495#menu

 以下、北川さんのクラウドファインディングの投稿の抜粋です。

 これからの日本を担う高校生・大学生をアメリカに派遣し、起業家精神を学ぶ機会を提供します。
 はじめまして。九州大学法学部3年の北川ひとみと申します。私は佐賀県海外使節団7期生のとして2017年3月に渡米した、本プロジェクトのOGです。
 佐賀県海外使節団とは、佐賀県にゆかりある高校生・大学生を3月にアメリカ西海岸へ派遣し、起業家精神・フロンティアスピリッツを学ぶ機会を提供するプロジェクトです。「これからの日本を担うグローバル人材の育成」、「地域に根ざした支援者ネットワークの形成による地域活性化」を目的としています。学生それぞれが自分の夢に向かって目標を設定し、自分たちでプロジェクトを組み立てることを特徴とします。
 しかし、使節団派遣の資金調達が困難になってしまっています。
 75万円分が不足しています。どうかご協力いただけないでしょうか。

 佐賀県海外使節団は多くの方々に支えられ、今年で年8年目を迎えます。このプロジェクトでは、佐賀県にゆかりのある大学生・高校生を2週間、アメリカ西海岸に派遣します。そして、彼らが学びたい分野をもとに、訪問先・研修内容を自主的に考え、コンタクトを取り、現地企業、起業家、NPO団体、学校などを訪問します。

 派遣される大学生の分野は非常に多岐に渡り、彼らは主催者(南カリフォルニア県人会)が行う書類審査と最終面接を経て選考されています。アメリカ西海岸には、数々のスタートアップが存在し、最先端の技術が世界に発信されています。これらの企業と背景にある、文化、哲学、制度を、これからの日本を背負う大学生に肌で感じ、そのマインドを体得して貰いたいと考えています。

★以下は昨年度渡米した研修日程やレポートを掲載した使節団のこれまでの歩みです。ぜひご覧ください。
〇佐賀県海外使節団 これまでの歩み ⇒ https://sagadelegation.wordpress.com/history/ 

日本を飛び出して初めて見える「本当の日本の姿」がある。

 私、使節団OGの北川がこの使節団に参加した理由は、ある意味で狭い日本を離れ、アメリカという広く多様な世界を知り、日本の社会構造を客観的に見ることで、日本における子どもの貧困や教育格差といった若者の生きづらさの本質を知りたいと思ったからです。
貧困といった若者の生きづらさは、日本の教育への投資の少なさだけから来るのか、もっと他に本質的な理由があるのではないか、そのような問題意識がありました。
 私が希望してお伺いさせて頂いた訪問先は、中学校や高校に放課後のプログラムを提供しているNPO法人です。実際にプログラムの様子を見学させて頂き、スタッフの方々との意見交換の時間をたっぷりと頂きました。
 日本では机に向かった宿題の支援が中心となる一方、そのNPOのプログラムでは、スポーツはもちろんアートや科学の実験、パソコンを使ったプログラム等が開講されていました。
 子どもたちは目を輝かせて自由に発言し、楽しく学んでいます。テストの成績重視の日本とは異なるアメリカの教育、社会構造を感じました。

 本プロジェクトでは、自らがアポイントメントを取った訪問先の他、他のメンバーが希望した訪問先などへも一緒に足を運んで学ぶことができます。
 メンバーの専門分野や夢は多岐に渡ります。7期生もIoT、小児科医、パイロット、エコビジネスなど様々で、Open HouseやUCLA Medical Center、パイロット養成所、スタンフォード大学など多くの訪問先に向かいました。
このメンバーに出会えたから得られた学びの機会の中で、思いがけず気づきや刺激が多々ありました。アメリカのハングリー精神の根幹にある競争の意識や挑戦する機会の多さ、あらゆる分野の連携の必要、IT技術の活用などの視点を、得ることができました。

180度変わった、「学び」。
 この佐賀県海外使節団は、自分の目標・目的を持って、自分でアポイントを取り、自分たちでプロジェクトを組み立てていくことができます。自分の明確な目標をここまで実現できるプロジェクトは他にありません。
 アポイントメントを取るため、渡米期間の貴重な時間で最大限に学ぶため、そしてご厚意で学ばせて頂く訪問先や支援者への感謝の気持ちから「相手の立場に立って準備をすること」の大切さを学びました。そして、過去ではなく、今何をするかを日本よりも重視する空気があるアメリカで、自ら質問し、発言し、行動することの難しさと面白さを体感しました。
 昨年度3月の渡米以来、私の学び方は変わりました。受け身の学びから、手を挙げて質問し、学びの場を自ら探してチャンスを追いかける主体的な学びへ変化しています。
 現在私は、憧れの仕事をされている社会人の方に連絡を取ってお会いしたり、部長を務める部活で外部団体との新しい活動や企画を実現したりといった活動ができるようになり、充実した日々を送っています。これからも自らいろんなことにチャレンジしていきたいです。

使節団を通じて、広がる「つながり」。

 使節団を通じて出会い、得たつながりは、何物にも代えがたい財産です。
 共に学んだ10人のメンバーは、刺激し合い学び合えるよき仲間となりました。
そして訪問先でお世話になった方々や、渡米先の懇親会にお越しいただいた方々、事業主体である南カリフォルニア県人会、クラウドファンディングでご支援頂いた方々、渡米の準備を支えてくれたOBOG、佐賀県知事・職員の方々、報告会等でお世話になった佐賀県国際交流協会の方々など、使節団を通じて多くの出会いがありました。
 本プロジェクトの目的には、「地域に根ざした支援者ネットワークの形成による地域活性化」があります。「人」が誇りの佐賀という地域を中心として、本プロジェクトを通じてつながり、佐賀を盛り上げ、そして日本を、世界を盛り上げる大きな力を生み出します。

積み重ねてきた「8年目」。
困難なプロジェクトの継続。そしてより質の高い学びのために。

 元々、佐賀県海外使節団は、佐賀県の主催で2011年の1年限りのプログラムでしたが、上記のプログラム趣旨で南カリフォルニア佐賀県人会に引き継がれ、それから8年目を迎えようとしています。8期生の派遣で使節団メンバーは総勢87名になります。
 佐賀県海外使節団のプロジェクトの資金は主に南カリフォルニア佐賀県人会の後援で賄われており、長期に渡って本プロジェクトの継続が困難な状況です。参加する大学生や高校生自身で資金を用意することは難しいです。
 今回は、負担を軽減してスムーズに訪問先へ向かい、アメリカでの学ぶ時間をより多く確保できるよう、バスのチャーターを予定しております。そのためには、例年以上の資金が必要です。
 後援は寄付で賄われている部分も多々あります。3期生・5期生・7期生の派遣時は、皆様の温かいご支援のおかげでクラウドファンディングが成功し、よりよいプログラムとなりました。これまでご支援頂いた方々に、厚く御礼申し上げます。
 プロジェクトの質が高まれば、派遣される学生がより大きく深い学びを得ることができ、ゆくゆくは佐賀、日本、世界へ貢献する人材を育てることにつながります。
 使節団の支援の輪に、あなたも入りませんか。
 これからも佐賀県海外使節団プロジェクト継続・発展のために、皆様の温かいご支援をお待ちしております。



 クラウドファインディングと重なっていますが、3月25日(日)佐賀県海外使節団8期生帰国報告会があります。
 https://www.facebook.com/events/165761940723066/

 以下、facebook のイベントからです。
 【佐賀の若人たちがシリコンバレーで起業家精神を学ぶ!】 
 皆様のご支援もあり、佐賀県海外使節団は今回で8回目を迎えました。
 今回は佐賀県海外使節団の以下8期生9名がシリコンバレーでの約2週の研修成果を発表します。

 ★海外で勉強したい、働きたいと思ってる方。
 ★シリコンバレーに興味がある方。
 ★将来、起業しようと思っている方。
 ★今の佐賀の若人たちはどんな感じかなって興味がある方。
 ★佐賀の若人たちの熱い話を聞きたい方。
 その他、本プログラムに少しでも興味を持たれた方、是非お越しください!

 <8期生のメンバー>
 米倉梨恵 (大阪大学文学部人文学科倫理学専修)
 中原珠実 (早稲田大学文化構想学部)
 安西隆之介 (九州大学経済学部経済工学科)
 平山朋香 (近畿大学農学部バイオサイエンス学科)
 時津美弓 (早稲田大学国際教養学部)
 刘纪瀛 (弘学館)
 古庄和夏 (弘学館)
 山田茅弘 (弘学館)
 中野友紀崇 (弘学館)

 この帰国報告会は私たち8期生にとっては研修でインプットしたものをアウトプットすることでより知識が身につき、研修で学んだことを将来有意義に生かすことができる有意義な機会です。また、研修前後、研修中にお世話になった方々、海外使節団を支援していただいている方々に対して、目に見える形で成果を発表することで、感謝を述べさせていただく機会でもあります。そして最大の目的はより多くの方々に「佐賀県海外使節団」に興味をもっていただき、9期生へと受け継ぎ今まで以上に使節団を盛り上げていく最大の機会だと思っております。
 これらの想いの下、準備を進めております。当日は最高のパフォーマンスを発揮し、「佐賀県海外使節団って面白そう」、「来てよかった」と思ってもらえるような報告会にしたいと思っておりますので、お時間がありましたら是非お越しください。
皆様のご来場を団員一同お待ちしております。

 期日: 2017年3月25日(日) 9:00~13:00
 会場: 佐賀県国際交流プラザ
 〒840-0826 佐賀市白山2丁目1番12号 佐賀商工ビル1F
 電話: 0952‐25‐7004
 HP: http://www.pref.saga.lg.jp/web/kankou/_1267/plaza.html
________________________________________
 ◆佐賀県海外使節団とは
 ・Facebookページ:https://www.facebook.com/SagaDelegation
 ・公式HP:https://sagadelegation.wordpress.com/
 メンバー情報・意気込み・訪問先紹介・OBOGの活躍などブログを更新しています。  


Posted by 飯野健二 at 19:43Comments(0)九州大学

2018年02月03日

男女共同参画の視点での災害時の計画や準備~避難所のレイアウトや配慮などのシュミレーション~



 直方男女共同参画「夢ねっと( https://www.facebook.com/%E7%9B%B4%E6%96%B9%E7%94%B7%E5%A5%B3%E5%85%B1%E5%90%8C%E5%8F%82%E7%94%BB%E5%A4%A2%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88-1486386468269010/ )」主催の
「地域で活躍できる女性防災リーダー養成講座」の
第3回「男女共同参画の視点での災害時の計画や準備~避難所のレイアウトや配慮などのシュミレーション~」に参加してきました。

 一番、参考になったのは、熊本市男女共同参画センターはもにいが、女性対象に配ったちらしです。事例や、相談先が、丁寧に書かれています。
 ちらしの見出しは「避難所・避難先では困っている女性や子どもを狙った性被害・性暴力、DVなどが増加します。」です。


 以下、あすばるレポートVol.3
 http://plus.asubaru.or.jp/86537.html

 レポートの抜粋です。

 【直方市元気塾】レポートVol.3 男女共同参画の視点での災害時の計画や準備

 1月27日【直方市元気塾】の取材に行ってきました。

【直方市元気塾】では、過去の災害の対応における経験から、女性の意見を取り入れた防災計画や避難所運営の重要性が浮かびあってきている中、地域で活躍する防災リーダーを養成するための実践的な学びをしています。
 今回は、「男女共同参画の視点での災害時の計画や準備~避難所のレイアウトや配慮等のシュミレーション~」と題して、前回の講師でもある、「熊本市男女共同参画センターはあもにぃ」の館長藤井宥貴子さんから「男女共同参画の視点での避難所運営や配慮について」を学びました。
 


 熊本市内の一次避難所ではなにがあったのか?
 


 はじめに前回の振り返りということで、熊本地震の避難所の状況を写真と資料を使ってお話をお聞きしました。そして改めて一時避難所の「初動」の大切さを思い知りました。

 熊本市内の避難所では、昼間は家に帰ったり、仕事に出ている人が多かったのか昼間は人が少なかったようですが、夕方になると余震が怖いせいかあちらこちらから人が集まってきて、寝る場所を探して避難所を転々としている人が多くいたそうです。避難所の情報も届いてなくて、どこに行っても人があふれ入れない状況だったようです。
 そんな一次避難所では自分の場所の確保することが一番で、プライバシーやエリア分けが出来ていない雑然とした避難所になっていたようです。
 発災から3日目ごろからトラブルが目に見えてきて、寝ているときに身体を触られたり、隣に知らない人が寝ているので眠れなかったりもしました。
 また、食べ物はお弁当が中心でしたので、高齢者には硬くて食べられなかったようで、大人用の流動食が手に入らず赤ちゃん用の離乳食を食べてもらったりもしたようです。
 やはり日頃から自分の個人的なものはきちんと準備することが大切だと思いました。例えば、眼鏡、入れ歯、アレルギー食など。

避難所での食事は…
 避難所での食事は朝はパンやおにぎり、昼は人がすくなかったので、支援物資にカップ麺などがあるので、それらを自由に食べてもらったそうです。夜はお弁当・・・。よく、調理室のある避難所もあっただろうに、自炊はしなかったのでしょうか?と質問を受けますが、食中毒が出てしまった避難所があり、果物を半分に切ることさえ禁止されていたようです。
3週間たっていても、食事の質は十分ではなかったそうです。
しかしながら、自主運営に切り替えた避難所では、自らも被災された60代の女性リーダーの下、避難者が役割を分担をして、どこよりも風通しの良い、明るい避難所を運営がなされたそうです。
 この違いはなんだったのでしょうか?やはり、初動の内にどのようなリーダーシップが取られるかによって、その後の避難所の運営が変わるということではないでしょうか。

避難所運営の流れ



 
 避難所の開設の流れは、市町村の職員によって開錠、開設が基本ですが、実際の避難所では、職員が来るまで待つことなどできないので、住民によって施設の開錠をし、開設を行うところもあり、熊本市内の避難所は発災後約3週間めにおよそ270か所から23か所に集約され、更衣室や授乳室などの環境について2週間ほどでほとんどの避難所が整備できたようです。
 また、避難所においての要配慮者やプライバシーの配慮の話では、福祉避難スペースを作るなどし、障がいの特性に応じた対応が大切ですが、今回の熊本では、熊本学園大学がいち早く災害弱者をも守った活動をし、障がい者を避難所として受け入れたそうです。(現在クローバープラザ7階福岡県人権啓発情報センターにおいて「熊本震災と障がい者を受け入れた避難所 熊本学園大学・激動の45日」の特別展示をしております)
 避難所では、被災者が長期間生活する場所であることからレイアウトや多様な視点での配慮をチェックをし、また、生活ルールを作ることも大切です。
 そして締めくくりの言葉として力強く
まさかの発災はない!
自分の身は自分で守る、誰か任せにしない!
防災はつながる力、日ごろの備えが大事
そして・・・
女性の視点や力を地域の防災に!
相手を思いやる想像力を高め、声なき声を置き去りにしない!ことが大切ですと言われました。

「安心できる避難所づくり」DVD鑑賞




 講習の最後は、青森県が作成した避難所づくりのDVDを鑑賞しました。
このDVDは青森市とおいらせ町で、災害時の支援にあたる自主防災組織や行政、専門機関
の方々で運営委員会を組織し、男女共同参画の視点を取り入れた避難所運営訓練のモデル事業として実施された防災訓練の模様が映し出されていました。
これから女性防災リーダーとして地域で活躍するためにはとても役立つ内容だと感じました。


スタッフのつぶやき


やむを得ず講習を休まれた塾生の為に、DVDを作成し、フォローアップもなされていました。毎回の講座を録画しているそうです。振り返りにもなってナイスアイディアですね!

 
  


Posted by 飯野健二 at 07:33Comments(0)防災避難所運営

2018年02月02日

【福岡でのイベント・鯨フェス2018】




 有料飲食の時間帯です。
 13日昼の部 13:15〜15:00
  夜の部 18:00〜21:00
 14日昼の部 12:00〜14:00
  夜の部 17:00〜20:00

【福岡でのイベント・鯨フェス2018】
高校の後輩、S63年卒の立木 吉広さんが頑張っています。
このイベント、盛り上げる方、募集します。よろしくお願いします。

https://drive.google.com/file/d/19Kk4g9l41nNH1mrGj03bzWgVnIpgDwmR/view

https://twitfukuoka.com/?p=73028

 日本捕鯨協会は25日、2018年2月13日(火)と14日(水)の2日間限定で、九州各地の食文化を一堂に会した鯨料理食べ比べイベント『鯨フェス2018 in九州&山口』を、博多駅 駅前大屋根広場にて開催すると発表しました。
 開催時間は、13日(火)が13時00分から21時00分まで、14日(水)が12時00分から20時00分まで。
 同イベントは、日本の食文化である”鯨”の魅力を、料理やパネル展示等を通じて、多くの人たちに広く体験してもらう一般向けの催しです。
 2017年に東京で開催されており、第二回目となる今回の福岡開催では、鯨の食文化が根付いた九州の地で、くじら汁、くじらカレー、鯨じゃが、お煮しめ、鯨のスペイン煮、だご汁など、九州各地の鯨料理が提供されます。
 当日は、科学調査で捕獲した鯨の副産物を用いてつくられた九州各地の鯨料理を一同に味わうことができるほか、缶詰や希少部位の鯨肉などの即売会の開催も予定されています。
 また、一般財団法人日本鯨類研究所の担当者の方より、鯨の食文化や、捕鯨の現状等についての説明などもあるそうです。
 参加費は無料ですが、料理は有料です。  


Posted by 飯野健二 at 19:20Comments(0)福岡の勉強会•交流会

2018年02月01日

地域と教育をつなぐひとづくりに、一緒に取り組む人材募集【3days meetingのご案内】



地域と教育をつなぐひとづくりに、一緒に取り組む人材募集【3days meetingのご案内】

【徳島県神山町での人材募集】
 学部は違いますが、大学の後輩の森山円香さん( https://www.facebook.com/moriyama.madoka )からです。

 以下、森山さんの投稿です。

 **シェア希望**
 神山町で、地域と教育をつなぐひとづくりに一緒に取り組む人を募集します!
http://www.in-kamiyama.jp/diary/30844/

 保小中高連携、地域連携授業、国際交流、昨年から少しずつ形になってきましたが、来年度はさらにグンっと進みます。(進みたい!)
 「働く」と「暮らす」の重なりが大きいところだからこそ、お互いの相性を確かめる時間や機会が大事だと思っています。神山に滞在して様々な取り組みやそれらに関わる人たちに出会ってもらえたら。関心のある方へ届きますように、シェアにご協力いただけると幸いです!

 以下、神山日記帳( http://www.in-kamiyama.jp/diary )からです。

 http://www.in-kamiyama.jp/diary/30844/

 神山町では、将来世代が健やかに育っていける環境づくりを目指し、複数のプロジェクトが進んでいます。
 2017年からは、農業高校で新しい学校設定科目「神山創造学」が始まり、中高生対象の「国際交流プログラム」(オランダと)もスタートしました。さらに、神山で学びたい子が全国から集えるように、その住まいの整備(「多世代学習寮」の開発)も始まろうとしています。これらの動きをともに進め、〝地域と教育をつなぐひとづくり〟に力を重ね合えるメンバーを募集します。
 募集に際して私たち(神山つなぐ公社)が大事にしているのは、実際に来ていただき、神山の土や水に触れ、人に会い、まちの最新の状況も感じてもらいながら、一緒に食べ・語り合い、よい出会いを互いにあきらかにしてゆくことです。この求人に関心のある方は、3月上旬の3日間の滞在プログラムにぜひお越しください。

【概要】
 ・定員 12名程度
 ・参加費 5,000円
  *交通費・宿泊費・食費別途。宿泊費・食費は現地で各自精算です
   (1/30追記)
    参考:宿泊費 12,000円〜17,000円程度
       部屋のタイプにより金額が異なります。詳細は参加される方へご連絡します。
       食費 8,000円程度
 ・ファシリテーター 西村佳哲、杼谷学、森山円香、作田祥介ほか
 ・開催  2018年3月9日(金)〜3月11日(日)
 ・主催 神山つなぐ公社(TEL 050-2024-4700 担当:作田、森山)
 ・宿泊施設 WEEK神山

【申し込み方法】
 下記の申込フォームにアクセスの上、必要事項をご記入ください。
 *締切:2018年2月16日(金)
 ご応募多数の場合は選考を行い、2月21日(水)中に結果を連絡します。
 申込フォーム(外部リンク)
 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSerSdH7xEIbuNOB2z8nyaBMcb_l8jb5c3OlC-qb45MfXy-IJg/viewform
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 こんにちは、神山つなぐ公社で教育プロジェクトを担当している森山円香です。今回募集している仕事について、その背景とともにお伝えしたいと思います。少し長くなりますが、どうぞお付き合いください。
 神山町は、徳島市から車で1時間弱の中山間地です。
 人口5500人ほどのまちは、人の顔がよく見えます。
 保育所2つ、小学校2つ、中学校1つに、農業高校が1つ。小さなコミュニティ、一学年20名足らずの環境で、子どもたちは複数の大人に見守られながら育っています。

 顔の見える範囲、手の届く範囲から
 少し自分のことを話しますと、私がこの町と関わりを持ったのは2年前のことです。
 当時、地域開発のコンサルティング・ファームに勤めており、町の創生戦略(のちの「まちを将来世代につなぐプロジェクト」)策定のお手伝いとして、月に1度、神山を訪れる生活を半年ほどしていました。その頃は、町役場の若手職員と地域住民とのワーキンググループが作られ、勉強会や話し合いを重ねているタイミングでした。その場に同席させてもらった時、「前に進んでいこう」とするエネルギーに満ちていてとても可能性を感じたことを覚えています。
 岡山の瀬戸内海側の田舎生まれの私は、自分の地域で毎年お祭りが一つずつ減っていくのをなんだか寂しい気持ちで見ていたので、神山の大人たちの動きがより眩しく見えたのかもしれません。
 その後、戦略を推進する地域公社を立ち上げることになり、自分自身もそこに携われたらと思い、神山つなぐ公社の設立と同時に、神山へ越してきました。
 学生時代には小さな離島へ半年間移り住んで、教育委員会や公営塾でインターンを経験し、神山に来る前は福岡で公教育の課題に取り組むNPOの地方支部を立ち上げて、学習支援や居場所づくりに取り組んでいました。
 生まれた地域環境や家庭環境によって、その人の可能性が制限されてしまわない社会を作りたい。そういった気持ちが自分の根底にあるようです。「地域」や「公教育」をキーワードに働いてきた経験から、神山つなぐ公社でも教育プロジェクトを担当することになりました。

 まちと共に育ちあう学校へ

 人口減少が進む中で、もし何も手を打たなければ、まちはどうなっていくのか。
 まず起こるのが高校の廃校。そして、公共交通の廃線、サテライトオフィスの撤退、医療や福祉などの行政サービスが縮小の一途を辿り、小・中学校もいずれ廃校になる。そんな「成り行きの未来」が、先の創生戦略の中で示されていました。
 そこで着目したのが、高校に関するプロジェクトです。
 全校生徒約90名の小さな農業高校は約70年前に開校され、当時はまちの農家の娘・息子たちが通う「まちの学校」でした。しかし時を経た現在、町外からの進学者が9割を占め、町内から進む子は1割に満たない学校になっていました。中学校を卒業した子たちはというと、バスなどで片道1時間ほどかけて町外の高校へ進学しています。
 このように、町内からの進学者が少なく、小中学校と異なって県の管轄である公立の高校は、地域の教育環境としてはやや隔絶した状態にあったと言えます。しかし高校としては、実習授業の教材としてまちの新しい宿泊施設の外構植栽工事を担うなど、「高校生たちをもっと地域に出して、実社会の中で育てていきたい」という思いを持っていて、地域との関係性をつなぎ直していこうという気運が高まっていました。
 「造園土木科」と「生活科」を持つ農業高校。造園技術や農業を学ぶ専門課程と、これから神山町が進める取り組みを掛け合わせた地域学のようなものができるのではないか、と互いの思いが一致したところから、一気に話が進み始めます。
 2017年からは学校設定科目として「神山創造学」を新設。高校生たちが、まちを形作る地形や自然環境、まちの現状や課題、そこに取り組む人たちの存在を実際に目で見て肌で感じ、その上で、自分たちにできることを考えたり、実際に行動に起こしてみる。そんな授業がはじまりました。
 私は外部講師として授業のコーディネートを担当しています。高校生たちにとって放課後に行きたい場所が増えていくといいなと思っていて、「この前、○○さんに会ったよー」といった声を聞くと、とても嬉しい気持ちになります。
1学期の様子、高校生たちの表情をぜひ覗いてみてください。

 神山創造学のはじまり(Youtube)
 https://www.youtube.com/watch?v=Jdvk05JAc30

 また、高校生たちがお弁当や加工品の開発、手入れの行き届かない田畑の手入れなど、地域づくりの取り組みにその一員として参画しています。

 高校生とつなぐ『神山の味』お弁当編(Youtube)
 https://www.youtube.com/watch?v=0iBtvvEomLc

 孫の手プロジェクト(Youtube)
 https://www.youtube.com/watch?v=7gAyMOSFiR4&feature=youtu.be
 
 授業内外での取り組みが、地域の景観を豊かにしたり、誰かの助けになっているということに、高校生たちも手応えを感じ始めている様子です。

 新しい寮のカタチ
 さらに今、こうした「ここでしか学べないこと」を、徳島県外の子たちも学べるように住まいの整備へ動き出しています。
 日本全国に学生寮はありますがその多くは高度経済成長期につくられており、時代背景から、できるだけ多人数の収容を意図した空間づくりが行われているように見えます。そうした従来型の寮ではなく、このまちの特性に合わせたものができないか、と考えています。
 例えば、全国から移り住んでくる若者、大学生や大学院生、海外からのアーティストなど、多様な人達がそれぞれの目的を持って入れ替わり立ち替わり訪れる。高校生にとってもそういった多様な生き方、暮らし方に触れながら、自分自身の社会との関わり方を模索できる生活環境になるといい。ならば多世代が居住するゲストハウスのような寮づくりを目指してはどうか。そんなことを考えてもいます。が、具体的な検討は今まさに進行中です。

 ソトとの交流を通してウチを再発見する
 また、2017年度から国際交流プロジェクトもスタートしました。最初の交流先は、まちのNPOが19年前から重ねてきたアーティスト・イン・レジデンスによる繋がりも多く、神山へ移り住んだアーティストもいるオランダ。まちの中高生たちが、海外への訪問や神山での受入を通して、改めて今自分たちのいる場所を再発見していきます。

(映像は近日公開!)

 まずは初年度の取り組みとして、訪問と受入を実現させたところです。やってみると可能性も課題もたくさん見えてきます。例えば受入プログラムではホームステイのほか、希望する日本の生徒たちと高校に宿泊する学校宿泊体験を行いました。学校宿泊があることで、ホームステイを受け入れることが難しい家庭や遠くから通ってきている子も参加することができ、交流の幅が広がりました。これは先生たちの理解があってこそ実現できたことですが、施設利用という意味でも高校の新たな可能性を感じています。

 まずは神山を訪れてみませんか?

・・・と、取り組みは多岐に渡るのですが、まちの将来世代である子どもたちが、様々な体験や関わり合いを通して、何かに挑戦したり、没頭したりできる。そんな、大人も子どもも健やかに育っていける環境づくりに、少しずつ取り組んでいければと思っています。

 今回、募集するメンバーと取り組みたい具体的な仕事は、以下の内容です。
 ・授業開発(地域連携授業の企画・調整)
 ・教育環境の広報(県外説明会の開催、パンフレット・webサイトの作成と運用、体験入学の企画と運営)
 ・寮づくり(基本計画の策定)
 ・国際交流(訪問・受入プログラムの企画と運営)

 神山つなぐ公社には、フルタイムで働く人もいれば、個人の仕事を持ちながら週3日勤務で働く人、東京と神山を週ごとに行き来している人もいます。その人に合った働き方を考慮した就労形態を、一緒に考えたいと思っています。
 例えばフルタイムの場合、給与は22万円/月以上(社会保険・労働保険を含む)。
神山での暮らしについては現地で(この3日間の中で)相談いただけます。子細についてはご事情を鑑みつつ、手当など個別に相談させてください。仕事のスタートは2018年4月以降となります(応相談)。
 手探りなことばかりですが、このページを読んでピンと来た方、〝人と自然や社会の関係性を豊かにする〟ことに関心があったり、中山間部における〝これからの営み方〟の実現に楽しんで取り組みたい方にお越しいただけたら幸いです。一緒に働きましょう。

【3days meetingの流れ】 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 ● 3/9(金)
  13時頃  集合/まちの散策時間
  18時   宿にチェックイン(WEEK神山)
  19時過ぎ 夕食、「神山の創生戦略の話」

 ● 3/10(土)
  8時30分頃〜12時頃 「神山の住まいづくりの話」「食育の話(フードハブ・プロジェクト)」
  昼食
  14~18時頃 ワークショップ
  19時頃 夕食、団欒

 ● 3/11(日)
  9〜12時頃 求人について
  昼食、語り合い 
  15時頃 解散

*上記はスケジュール案です。状況に応じ組み替える場合があります。あらかじめご了承ください。
*「まちの散策時間」は自由行動です。お薦めの場所をスタッフがご紹介します。
*初日の13時集合がお仕事等の都合でどうしても難しい方は、18時を目指してお集まりください。18時集合も難しい場合は、別途ご相談ください。(申込フォーム参照)

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問い合わせ先
神山つなぐ公社(担当:作田、森山)
TEL 050-2024-4700 
MAIL hitozukuri-recruit@tsunagu-local.jp  


Posted by 飯野健二 at 18:04Comments(0)森山円香