2018年03月23日

震災で町民が0人になった浪江町に人が繋がり集う場所を作りたい

震災で町民が0人になった浪江町に人が繋がり集う場所を作りたい

【福島県浪江町支援】「ゲストハウスあおた荘」行ってみたいです。
最新の情報も集めてみました。
浪江町の現状
http://www.town.namie.fukushima.jp/soshiki/2/namie-factsheet.html
福島・浪江町、帰還まだ2%「元々何もなかった。慣れるとなんとかなる」避難解除後初の正月
http://www.sankei.com/affairs/news/180109/afr1801090016-n1.html
浪江町 報道と現実のギャップ ~原発事故と民俗芸能~
https://news.yahoo.co.jp/byline/hasegawaayumi/20180309-00082478/

震災で町民が0人になった浪江町に人が繋がり集う場所を作りたい


https://readyfor.jp/projects/14815

以下、クラウドファインディグからです。
 ご支援いただいた皆さまへ
 皆さまからの応援、ご支援いただき目標を達成することができました。本当にありがとうございます。
 このプロジェクトをきっかけに浪江町のことを広く知ってもらい、多くの方にご支援していただけたことにとても感動しております。いただいたメッセージひとつひとつを読ませていただき、震災から7年が経つ福島を応援する声と共に、浪江町に人が集う場所が必要なんだと改めて実感しました。
 たくさんの応援・ご支援を受け、残りの期間で、支援者人数140人を目指し、ネクストゴール160万円に設定させていただきます。たくさんの方にご支援いただくということが、私たち浪江町に住む住民たちの大きな力になります。
 いただいたご支援は、引き続き工事費用、あおた荘を利用して行う町内でのイベントの材料費として大切に活用をさせていただきます。

<予定中のイベント>
・畑づくり材料費
・ピザ釜づくり材料費(あおた荘内)
<必要な工事>
・ウッドデッキ修繕費
・外看板設置費用

 あおた荘を拠点に、元気なった浪江町を一刻も早くご支援いただいた皆さまにお伝えできるよう努力してまいりますので、引き続き応援・ご支援をお願いいたします。

2018年2月26日和泉亘・小林奈保子

原発事故により人口が0人になった浪江町
もう一度この町に" 人が集う場所 "をつくりたい!


震災で町民が0人になった浪江町に人が繋がり集う場所を作りたい

 はじめまして、あおた荘管理人の和泉亘と小林奈保子です。
 私たちは2017年3月31日に一部避難解除になった福島県双葉郡浪江町で地域を盛り上げるための活動をしている2人です。
 浪江町を盛り上げるために自分たちにできることはないかと思い立ち「人が集う場づくり」をすることを決めました。

震災から6年、町は人が入れるようになりましたが
人口は震災前の約2%しかいません


 震災前、約21,000人の住民がいたこの町は、原発事故で避難指示が出され、2017年3月まで人口が0人の町でした。

 6年経った2017年3月31日に一部避難解除になり、2018年1月現在は約500人の方が浪江町に住んでいます。
 震災前の人口の約2%しか人がいなくなってしまった浪江町。
 日中、街を歩いていても、町民の姿をほとんど見かけません。その理由は、震災前に行われていた各地区ごとの集まりや生涯学習等の町民同士が集う機会と場所が激減してしまったからです。
 さらに、戻ってきた方の多くは高齢者のため行動範囲が限られてしまい、周りに誰も住んでいないと人と接点を持つことが出来ず、孤立をしてしまうのです。
 6年間、ずっと待ち望んでいた町へ帰ってきたのに…
 やっとご近所さんとお茶を飲みながらゆっくりおしゃべりができると思ったのに…

 それ以外にも、イノシシなどの野生動物が街の中に住み着いてしまったり、住民の多くがお年寄りにもかかわらず、町の医療機関が診療所1件しかないことを不安に思う声も多く上がっています。
 また、震災前にあった商店街やスーパーは再開しておらず、仮設商業施設は生鮮食品の取り扱いがないため、主な買い物は車で30分の隣町まで出掛ける必要があります。
 このような現状を目の当たりにし、町民同士が手を取り合って暮らしていかなければならないと思いました。その体制を整えるためにまずは、町民同士が集う「拠点」の必要性を強く感じました。
 そこで、浪江町の中心部に町民はもちろん、浪江町を支援したりボランティアする方たちの交流拠点となるゲストハウスをつくろう!と私たち移住者同士で立ち上がりました。

「誰でも来れる集いの場」をコンセプトに
あおた荘は場の提供を行います

ゲストハウスというかたちを選んだ理由は、浪江への来訪者と町民が交流でき、人と人とのつながりをつくれる場にしたいと思ったからです。

震災で町民が0人になった浪江町に人が繋がり集う場所を作りたい

あおた荘の外観

▶このゲストハウスはこんなことができます!
・町民が気軽に集まる場を提供します。ワークショップやサロン活動にもご利用いただけます。
▷▷▶人が集い、コミュニティを形成する場所
・避難指示解除後に増えたボランティアや浪江町に訪れた方が現地に滞在できる機会を増やすことができます。
▷▷▶一日の疲れを癒す場所
・旅人が町民と交流することによって、メディアには出ないリアルな浪江町の情報を伝えることができます。
▷▷▶浪江町の現状を知り、正しい情報を知ってもらう場所


▶ゲストハウス詳細

住所:福島県双葉郡浪江町権現堂字御殿南18-8
部屋(ベッド)数:【1階】リビング10畳、和室8畳2間、キッチン、食堂
         【2階】6部屋(ベッド有り)
設備:お風呂、洗面、1・2階トイレ完備
オープン予定:6月中旬

浪江町は悲しい町ではない!
ここから人と人が繋がり楽しい町になっていきます

 浪江町に訪れる方には、「浪江町って本当に人が住めるの?」「周りに人がいなくて寂いしいんじゃない?」と言われます。確かに津波・原発被災地だということでマイナスなイメージが強いのだと思います。
 でも私たちは、この浪江町という場所を" おもしろい・楽しい場所 "にしていきたいと強く思っています。
 このゲストハウスは、これから利用したいという方々の想いでつくっていく場所です。みんなで飲んで騒いだり、一緒にご飯を食べたり、ゲームをしたり、仕事をしたり、夜な夜な未来について熱く語ったり…。
 当たり前を失ってしまったこの町で、当たり前の日常生活が楽しく送れるよう、人と人とがもう一度繋がり、自分たちで浪江町を楽しくしていこう!という気持ちになれる、そんな拠点にしていきます。
 私たちの挑戦に、皆さまの応援・ご支援をお願いいたします!
 あおた荘でお待ちしております!

■資金使途■
 皆さまからいただいたご支援は、ゲストハウス運営に必要な備品を購入するための費用として大切に活用をさせていただきます。
 購入予定の備品:カーテン、冷暖房器具、プロジェクター、ホワイトボード
 その他:電球設置工事、水回りの改修工事

 ※現在あおた荘にある備品はすべて震災前の物のため、入れ替える必要があります。

応援・ご支援をお願いいたします!



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Posted by 飯野健二 at 18:13│Comments(0)浪江町
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