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2014年08月22日

広島豪雨災害



 広島で、高校生災害復興支援ボランティア派遣隊 ( https://www.facebook.com/profile.php?id=100005858710640&fref=ts )をされている日上雅義先生の投稿からです。みなさん、よろしくお願いします。

 福島から広島に帰る途中、酷使し続けてきた愛車「マツダMPV」が、とうとう悲鳴を上げてしまいました。名神高速の菩提寺PAでレッカー移動となり、最寄りのマツダ系列のディーラーに運んで修理することになりました。

 現在、保険会社にレンタカーの手配をしてもらっています。お好み焼きなどの機材などを積みかえてレンタカーで広島に帰る予定です。

 広島は大変なことになっている模様です。明日、一日かけて被災地を視察し、ボランティアセンターもできる予定と聞いているので、安全を確認したうえで、22日、23日と、高校生災害復興支援ボランティア派遣隊の活動を行う計画です。

 活動内容は募金活動と炊き出しボランティアです。明日の現地視察後、状況をご報告いたしますので、ご協力いただける方は、ぜひよろしくお願いいたします。

【写真】
緑井の被災状況
(派遣隊がお世話になっている奥野さん提供)

【続報】

夕方、福島から帰ってすぐに、広島IC近くの八木の現場と梅林小学校の避難所に行ってきました。

東日本大震災の津波被害を見ているので、それと比べると、見た目は小規模の災害のように見えますが、犠牲になった方が多いのと、南の山本から、緑井、八木、可部、そして一番北の三入へと、距離にして10kmの直線上に被害が点在しているのが特徴のように思いました。

山の斜面の扇状地に、宅地が密集している広島市安佐南区、安佐北区、そして、佐伯区は、このような災害がいつ起きても不思議でない状況だったと思います。99年の豪雨の時、私は廿日市高校に勤務していて、授業中に降る雨の音を聞いて「胸騒ぎがする」と生徒に行ったのを記憶しています。廿日市や佐伯区、そして私の家のある安佐南区にも被害が出ました。

だから、なぜ、このようなことが繰り返されるのか? 宅地造成の規制ができているのか? 避難指示発令の態勢がどうなっていたのか? 災害が起きた時の避難所やボランティア本部の設置について、シミュレーションができていたのか? 99年の豪雨、そして東日本大震災の教訓が生かされているのか? いろいろと疑問に思うことがたくさんあります。素人の勝手な意見かもしれませんが…。

以前、我が子のサッカー観戦でよく訪れた、梅林小学校の体育館が避難所になっていました。スタッフの方や被災者の方に聞き取りをしてみると、この段階で支援物資はかなり充実しているが、夏なので下着やTシャツなどの着替えがたくさん欲しい、携帯電話の充電がしたい、カップ麺でもよいので暖かい食べ物が欲しいとのことでした。それでも、「いろいろなものを支援してくださり、ありがたいことです」と感謝しておられました。

まだ、現地のボランティアセンターが立ち上がっていない模様なので、この段階では、まだ「高校生災害復興支援ボランティア派遣隊」の活動は難しいかもしれません。現地ボラセンの設置の連絡をいただけるようになっているので、状況に変化がありましたら、Facebook上でお知らせいたします。
  


Posted by 飯野健二 at 18:50Comments(0)災害ボランティア