【市立高校学校司書について心配なこと】

飯野健二

2011年03月03日 08:47


 

 市役所との面談の時の内容です。

 以下、面談の資料からの引用です。

 【市立高校学校司書について心配なこと】
 22年度から待遇が常勤の実習助手→1年契約の嘱託(5.5時間・事務職となり、図書委員等の指導ができない、学校行事にも参加できなくなった)

 図書館も教育の現場、指導は欠かせない学校司書は教員免許ももつ人でないと生徒指導や授業支援の面で厳しい

 図書館が居場所(逃げ場)、第二の保健室の役割が多くなっている現状がある。経験が一番大事。発達障害や教育相談など常時勉強している。

 同じ事務職(正規)である県立高校でも、図書委員会の指導はどこも司書が従事。事務からだと生徒と全く接しなければ、図書委員会の活動だけでなく、図書館自体も衰退していく。

 夏休みも生徒たちは、部活動で登校。図書館は生徒がいる間は対応が必要。
 蔵書点検や廃棄処理、棚入れ替えなど通常できない大掛かりな仕事あり。図書委員と大掃除やディスプレイ制作など。夏休みといえども仕事が山のようにある。残業も多い。


 以上、引用終わりです。

 財政削減の名の下に、切りやすい部分の人件費を削っています。先を見越していないと思います。

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