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2017年03月24日

中島武史さんの投稿「福祉避難所」について



 災害要援護者支援 レスキュー アシスト 災害救援活動家 中島武士さん( https://www.facebook.com/takeshi.nakajima.129 )の投稿からです。
 実体験からの投稿、説得力あります。「福祉避難所」を広めること、大事ですね。
 以下、中島さんの投稿です。
 武ちゃんマンの理想シリーズ
 「福祉避難所」
 皆様福祉避難所って知ってますか?
 知ってると答えられた方自分の街のどこに福祉避難所があるのかご存知ですか?
 多分ほどんどの方が 答えられないと思います。
 実は 災害時 福祉避難所に避難しないといけない被災者の 10%しか福祉避難所の存在を知らないんです。
 知っててもどこに福祉避難所があるのかわからないんです。
 で、福祉避難所はどうやったら行けるのか?ですが 実は 体が不自由だからといっていきなり福祉避難所に避難する事は出来ないんです。福祉避難所は法律的には二次避難所です。一次避難所に避難してから選ばれた人のみ二次避難所に行く事ができます。
 東日本大震災以降 福祉避難所を国が沢山増やしました。
 でも 自分が知ってるかぎり 熊本で指定福祉避難所で
 上手く機能したのは 熊本南区のみゆきの里のみです。
 ここが上手く機能したのは色々な条件が揃っていたからです。
 この話しも書き出したら 超長い文章になるので 今の現状で法律を変えずに上手く行く方法を自分なりに考えました。
 福祉避難所の問題は大きく分けて五つあります。
 マニュアル問題
 災害時の職員問題
 ベット数問題
 専門外問題
 家族問題
 福祉避難所指定を行政から受けたのにマニュアルがまだ出来てない施設が沢山あります。
 災害時の職員問題は 災害時職員が被災する事を想定しないで受け入れ人数を決めたりします。
 ベット数問題 ベットが足りないというのとで受け入れ人数を減らしたりします。
 専門外問題 老人介護系の福祉避難所は障がい者は受け入れしません。
 家族問題 一緒に避難を受け入れない施設があります。
 マニュアル問題は 実際災害にあった県の同じ職種の福祉避難所から困った事を聞いて マニュアル作りをするべきだと思います。
 災害時の職員問題は 他県の同じような職種の施設と 災害時職員派遣の協定を組むのがいいと考えてます。
 または 福祉大学 看護協会など平時から繋がって 災害時にはマンパワーを借りたら沢山の要援護者を受け入れ可能だと自分は考えます。
 ベットの数は福祉避難所の場合ダンボールベットなどの備えをしておく必要があると考えます。
 専門外問題は 自分の所に専門外の被災者が来た場合 専門の福祉避難所と横の繋がりが必要です。
 家族問題 被災者家族の意見を尊重して自分の所で避難して頂くか または家族で避難出来る大型福祉避難所を紹介する必要があります。
 今書いたのはあくまでも 今の法律のままでの自分の考え方です。
 本当の理想は 福祉避難所を一次避難所として受け入れる。
 行政が要配慮者に災害前からカードなどを配り自宅から1番近い避難する場所を明確に指定するのがベストだと自分は考えます。
 本当は福祉避難所が無くなればいいなと考えたりします。
 自宅の近くの普通の避難所で要援護者が不自由なく避難出来たらそれが1番の福祉避難所です。
 でもバリアフリーでなかったりするので中々難しい問題です。
 興味のある方は内閣府のマニュアルを見て下さい。

http://www.bousai.go.jp/taisaku/hinanjo/pdf/1604hinanjo_hukushi_guideline.pdf
  


Posted by 飯野健二 at 06:49Comments(0)中島武志