2011年03月10日
身近に図書館がほしい福岡市民の会・3月例会

【身近に図書館がほしい福岡市民の会・3月例会】のご案内
日時 3月14日(月)午前10時から
場所 福岡市NPO・ボランティア交流センター「あすみん」 http://www.fnvc.jp/
福岡市中央区大名2-6-46 福岡市立青年センター5F■Tel: 092-724-4801
身近に図書館がほしい福岡市民の会(身図会)の最近のブログの書き込みです。
http://isindaihyou.yoka-yoka.jp/c25099.html
2011年03月04日
【博多小学校地域解放図書館について】

市役所との面談の時の内容です。
以下、面談の資料からの引用です。
【博多小学校地域解放図書館について】
10年経った検証をしてほしい。
図書室が福祉部門と重なり合ってきていると実感
地域も行政側も、大きな枠を考える人が少なくなっている。
地域解放図書館が今後どうなって行くのか 図書館に対する認識が全般的に弱い
ボランティアにも変化が出ている。財政難で働きに出る主婦も多く関わりにくくなっている
以上、引用終わりです。
博多小学校は1998年、冷泉、奈良屋、御供所、大浜の4小学校を統合し、冷泉小学校跡地に建設されました。敷地内には公民館や幼稚園、留守家庭子ども会のスペースがあります。また、体育館や表現の舞台、図書館、メディアスペースなど多くの施設を地域に自由解放しており、まちの行事、祭りの練習、サークル等に大いに活用され、旧4小学校の個性・伝統行事を継承しています。
以下のブログから、引用しました。
http://teamfive.ti-da.net/d2011-02-04.html
2011年03月03日
【市立高校学校司書について心配なこと】

市役所との面談の時の内容です。
以下、面談の資料からの引用です。
【市立高校学校司書について心配なこと】
22年度から待遇が常勤の実習助手→1年契約の嘱託(5.5時間・事務職となり、図書委員等の指導ができない、学校行事にも参加できなくなった)
図書館も教育の現場、指導は欠かせない学校司書は教員免許ももつ人でないと生徒指導や授業支援の面で厳しい
図書館が居場所(逃げ場)、第二の保健室の役割が多くなっている現状がある。経験が一番大事。発達障害や教育相談など常時勉強している。
同じ事務職(正規)である県立高校でも、図書委員会の指導はどこも司書が従事。事務からだと生徒と全く接しなければ、図書委員会の活動だけでなく、図書館自体も衰退していく。
夏休みも生徒たちは、部活動で登校。図書館は生徒がいる間は対応が必要。
蔵書点検や廃棄処理、棚入れ替えなど通常できない大掛かりな仕事あり。図書委員と大掃除やディスプレイ制作など。夏休みといえども仕事が山のようにある。残業も多い。
以上、引用終わりです。
財政削減の名の下に、切りやすい部分の人件費を削っています。先を見越していないと思います。
2011年02月27日
【私たちの福岡市図書館基本計画】

市役所との面談の時の内容です。
以下、面談の資料からの引用です。
【私たちの福岡市図書館基本計画】
予算、および、図書館関係の職員の増員を求めます。
基本計画を実現するためには、私たちは下記のことにご尽力いただくよう切望します。
・ 図書館費として市の年間予算の1%を確保する
・ 専門司書職を持った幹部の登用(全国からの公募)
・ 専門司書職員の十分な配置をする
・ 学校司書を全校配置する
・ 学校図書館と公共図書館のオンライン化
・ 中学校区に1つの図書館設置を(建物は現在ある物を有効活用)
引用終わりです。
20年先のこどもの将来を見据えた予算配分を望みます。
2011年02月24日
【学校図書館ボランティアについて】

市役所との面談の時の内容です。
以下、面談の資料からの引用です。
【学校図書館ボランティアについて】
行政として、学校図書館ボランティアの実態調査を実施して欲しい。その上で研修実施を!
年1回、全市的な研修より、区ごとのボランティアが参加しやすい研修をお願いしたい。
(その場合、どこの区でも参加できるように、時期をずらすなど工夫を!)
・ボランティアの位置づけが各校でばらばら 動きがとれない。
・管理者に意識のバラツキが有り、ボランティアとして動きがとり辛い
・全ての子どもたちの教育に責任を持つ市として、ボランティアの研修はきちんと方策をとって欲しい。
・ボランティアが自主的に研修を計画しても、連絡網がとりづらい→ボランティアは資金もありません。学校連絡網を利用したいが連絡ボックスの利用方法も分からない、加えて、事務段階か、管理職段階かは分からないが、廃棄されている現状が有。情報が末端に届いていない。
引用終わりです。
学校図書館のあり方が、それぞれのボランティアにまかせている状況なので、定期的な研修は、大事だと思います。
実際に、学校図書館のボランティアを、長年続けている方から、「学校の図書館は、本を廃棄することを嫌がるが、それは、改善しなくてはいけない」「学校の図書担当の先生に、総合図書館などとから、推薦本などの情報を上げるなど、連携をとるべき。」「子供に、適切な誘導を与えるには、経験と勉強が必要。」などのご意見がありました。
2011年02月16日
【市民団体との定期的な話し合いについて】

「身近に図書館がほしい福岡市民の会」と市役所との面談の時の内容です。
以下、面談の資料からの引用です。
【市民団体との定期的な話し合いについて】
図書館関係市民団体との定期的な話し合いの場を!市民の声を反映できるシステムを!
引用終わりです。
担当者が変わった時に、この件を引き継げばいいと思います。
継続的な市政を望みます。
2011年02月15日
【市民懇談会(利用者懇談会)について】

市役所との面談の時の内容です。
以下、面談の資料からの引用です。
【市民懇談会(利用者懇談会)について】
市民懇談会(利用者懇談会)は設置できませんか?総合図書館はもちろん、身近な分館でお願いしたい→もっと図書館自身が、外部に発信して欲しい
引用終わりです。
市民、利用者の声を聞く姿勢が大事です。
立派な総合図書館の予算の一部で、分館が、いくつかできたはずです。
2011年02月14日
【図書館運営審議会について】

市役所との面談の時の内容です。
以下、面談の資料からの引用です。
【図書館運営審議会について】
・ 公募は考えられないか・・現在の図書館運営審議会は、実質的に日常的に図書館を利用し、図書館について理解・認識した方が着いていますか?
・委員就任時に図書館法など基礎知識となる資料の提供はありますか?
・運営審議会議録の公開をお願いします。以前はインターネットで検索することもできていましたが、今は見られません。
引用終わりです。
高島市長に代わり、「こども病院移転計画調査委員会」が、公開で、インターネット中継で、市民公募があります。
ぜひ、図書館運営審議会も、この流れで、同じ様にしてほしいと、要望します。
しかし、審議会って、名前が固いですね。
2011年02月13日
【学校図書館・公共図書館の連携と充実・学校司書全校配置を】

市役所との面談の時の内容です。
以下、面談の資料からの引用です。
【学校図書館・公共図書館の連携と充実・学校司書全校配置を】
現在 第2次子ども読書活動推進計画作成中ですが、第一次策定に於いても市行政・学校・地域・家庭が「連携」して読書活動の推進に当たる事となっています。
今、公共図書館と学校図書館の連携はありません。
公共図書館へ訪れる子どもは全体から見ても限られています。
一日の大半を学校で過ごす子どもたちの事を考えるとき、学校図書館の充実を切望します。
公共図書館・学校図書館の連携と共に、全ての学校に学校司書の配置を望みます。
市内どこに住んでいても等しく教育を受けられる権利が子どもにはあります。
学校司書の全校配置は必要です。
また「学校図書館担当者」をサポートする部署(相談窓口)設置も必要です。
(現状の、少人数で2年間の学校司書配置は 当事者である子ども・教師・学校司書、どの立場からも成果は中途半端。学校司書配置を終了した学校のフォローなど問題山積)
引用終わりです。
公立図書館と学校図書館の連携が、取れていないことは、驚きです。
また、鳥取県など、学校図書館司書を全校に配置している自治体は、珍しくないです。
要は、こども達ちの10年、20年先のことを考えて、予算を組むかどうかだと思います。
2011年02月12日
【司書専門職員の増員について】

市役所との面談の時の内容です。
以下、面談の資料からの引用です。
【司書専門職員の増員について】
司書専門職員は現在 全員、嘱託、5年たてば再試験があります。絶対数も不足しています。
福岡の「知」を守り、図書館の使命や役割を遂行し、サービス向上に務めるには、司書の資質向上、行政やビジネス支援に見られるような社会的な専門性を学ぶ場や研修制度の確立と、継続性が何より重要です。
公的機関として機会均等、との言葉で試験を課していますが、積み重ねた経験は司書個人の財産というだけでなく、市民の財産でもあります。
嘱託司書の5年ごとの試験は不要では?
何より、専門知識の無い管理運営者による試験は是正をお願いします。
引用終わりです。
図書館司書は、アメリカ(?)では、弁護士などと同じ位、専門的知識が社会から尊敬されている職業です。
日本では、バイトのような状況で、雇用されています。
「司書の経験は、市民の財産」だそうです。
5年ごとの見直しも、福岡市役所の制度上の問題なので、考えてほしいと思います。
2011年02月10日
【図書館の管理運営者について】

「身近に図書館がほしい福岡市民の会」の方たちと、市役所の方たちとの面談の時の内容です。
以下、面談の資料からの引用です。
【図書館の管理運営者について】
福岡市の図書館管理運営者、館長、あるいは管理部長のどちらかは司書専門職保持者の着任を。
図書館の知識・認識・情熱を持ち、今の図書館事情について認識がある人を着任させて欲しい。
福岡市の図書館について将来にわたっての責任を持てる人、少なくとも3年間は異動せず、任務の遂行をお願いしたい。
引用終わりです。
福岡市役所の人事の問題です。市役所の内部に、長期に渡って、図書館の運営に携わる方が必要です。
2011年02月08日
図書館・学校図書館に関する面談会

身近に図書館がほしい福岡市民の会(身図会)のお誘いで、福岡市役所に行ってきました。
福岡市議の石川浩二朗先生のお計らいで、市役所の方4名と、身図会9名との、面談でした。
身図会の力丸さんから、図書館の様々な問題が示されました。
詳しくは、後で書き込みますが、以下の内容でした。
・図書館の管理運営者について
・図書館のビジョンについて
・司書専門職員の増員について
・学校図書館・公共図書館の連携と充実・学校司書全校配置を
・図書館運営審議会について
・市民懇談会(利用者懇談会)について
・図書館関係市民団体との定期的な話し合いの場について
・図書館の廃棄本について
・奉仕人口の数字について
・「図書館要覧」について
・学校図書館ボランティアについて
・市立学校司書について
・博多区の現状について
2011年01月17日
「学校図書館 改革元年に」

「身近に図書館がほしい福岡市民の会」(通称:身図会)からいただいた情報です。
新春鼎談 「学校図書館 改革元年に」
片山善博さん×福原義春さん×肥田美代子さん
http://katsuji.yomiuri.co.jp/event/other/post_9.htm
以下、抜粋します。
地域を元気にするために図書館の大切さを訴えてきた片山善博総務大臣、文字・活字文化推進機構会長で資生堂名誉会長の福原義春さん、童話作家の肥田美代子さんが「読む子は伸びる―学校図書館改革元年に」をテーマに語り合った。
図書館は知識の宝庫 学校の環境整備急げ
【片山】 公共図書館には司書を置くこと、と法律に書いてあるのに、不思議なことに学校図書館法にはなぜか書いていない。図書館は、きちんと目配りする人がいないと、古い辞典や地図しかなくても気にせず、蔵書購入の予算要求もしにくくなります。ただ、専門の司書がいれば、おのずから蔵書は充実するものです。鳥取県の知事時代、全ての県立高校の図書館に正規の司書を配置したら、その人たちの尽力と発言によって、学校図書館が見違えるように変わりました。非常勤でなく正規職員であれば、職員会議でも発言できるようになりますし、本に対する学校の姿勢も変わるはずです。
【片山】 国のメッセージの出し方にも問題がありました。総務省が自治体の人員削減を慫慂(しょうよう)してきたことも、全国で公共図書館や学校図書館の業務を外部委託しようとする試みが進んだ一因です。ただ、学校図書館の業務を外部化することで、子どもに読ませる本を選ぶ「選書」という教育の大事な仕事の一つを学校が手放すことになりかねません。法的には可能ですが、やろうとしている自治体にはぜひ考え直してもらいたいと思います。
以上、抜粋終わりです。
各学校に専門の司書を置くことは、急がれる課題と思います。
とても大切な話です。福岡市の図書館の予算が、どう決まっているのかを、市民でチェックしないと、予算削減の名の下に、危惧される状態になっています。