2016年12月28日
東日本大震災復興支援事務所の彌永恵理さんの投稿

浪江町、私も、とても気になるところです。
海に面していて、山が奥深くまであり、郷土愛にあふれた、とてもいいところだったはずです。
福島にいる時に、浪江町の方に、いろいろお世話になっています。
東日本大震災復興支援事務所の彌永恵理( https://www.facebook.com/eri.iyanaga )さんの投稿からです。
以下、彌永さんの投稿です。
福島県浪江町復興支援福岡拠点、年内の業務は本日まで。
「大堀相馬焼:松永窯」の干支人形が届きました。
福島県浪江町の伝統産業であった大堀相馬焼。300年の伝統を持ちます。
今は誰も住むことのできない浪江町。
さらにその中でも線量の高い「帰還困難区域」という字面だけでも胸が痛くなるような区域に大堀地区はあります。
では、この干支人形、どこで焼かれたのかといえば、松永窯さんの避難先である福島県西白河郡西郷村。
松永窯の若い四代目は、こうおっしゃいました。
僕たちは「300年という歴史を、もう一度、ゼロからイチにできる!」可能性を持っている。
ゼロからイチまでには、ポンと一歩ではたどり着きません。
0.00001の積み重ねです。
でもそれは、必ずゼロより大きく、必ずいつかはイチになるものです。
福島県双葉郡浪江町。
フクシマケン フタバグン ナミエマチ。
今年の終わりに、どうぞ覚えてください。
来年、イチの歩みに気づいていただけるよう
私たちも微力ながら一緒に頑張ります。
Posted by 飯野健二 at 19:53│Comments(0)
│浪江町
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。