2019年09月20日
【20190910台風15号災害情報・千葉県(その12)】カーシェリング

【20190910台風15号災害情報・千葉県(その12)】カーシェリング
東北大震災以来、宮城県石巻市から、熊本、朝倉、岡山、佐賀などで、被災者の方などに、車の無償レンタルをしています。
https://www.facebook.com/japancsa/posts/2417560351613625
facebook の投稿です。
[台風15号被害]
\ 千葉へ軽トラを届けよう! / *軽トラ寄付と運搬ボランティア募集*
佐賀県での支援も継続中ですが、千葉県の支援も私たちにできることで動くことにしました。
9月18日に千葉県出身のスタッフ石渡が県内の様々な地域へ状況の確認に行きました。そこで目にしたのは、片づけなどで使用する軽トラがどの地域も圧倒的に不足している様子でした。
そこで今回は、軽トラ不足で再建が滞らないために千葉県内で支援活動や地域の助け合いを行う団体・地域コミュニティへ軽トラックを無償で一定期間貸し出す支援を行います。そのための軽トラックを募集いたします。
[軽トラックの提供条件]
・3ヵ月以上車検が残っている
・走行に支障のある故障がないこと
※必要書類等は下記を参照ください。(提供条件は平時の記載)
https://japan-csa.org/benefaction/car.php
[車両の運搬]
・運搬ボランティアさんとマッチングを行い現地に届けます。
※ご提供頂く際、現地までの運搬協力もいただけると大変助かります。
[運搬ボランティアについて]
車の提供場所から千葉県まで車を運転していただける方を募集しています。
以下のボランティア登録フォームに登録をお願いします。
https://bit.ly/2ksCcJu
引き取り可能と回答いただいた地域で車の寄付の申出があった場合、こちらからお声掛けをさせていただきます。
(場所がマッチしなかった場合は、支援完了までご連絡をしないこともございます。予めご了承下さい。)
★車の受取元から車のお届け先(千葉県内の被災地)までの往路交通費は協会が負担します。(運搬が日をまたぐ場合の宿泊費はご自身で負担いただきます)
★千葉からご自宅までの復路交通費はご自身での負担をお願いしております
※詳細の説明は実際にお願いをする際に、改めてご案内いたします。
[お問合せ先]
日本カーシェアリング協会
0225-22-1453
teikyou@japan-csa.org
https://japan-csa.org/
<その他募集>
★令和元年8月豪雨支援で活用する車(軽乗用車)もまだまだ不足しています★
佐賀県の武雄市内では多くの車屋さんも被災していることもあり、被災地域全体の車の確保が遅れていると感じています。現在、待機者は約50名程。こちらも募集中です。
https://peraichi.com/landing_pages/view/saigaishien
★スタッフ募集★
災害時に車で困らない社会をつくる現地コーディネーター
https://drive.media/career/job/21166
★この活動を支えるための応援★
https://japan-csa.org/benefaction/
引用終わり。
以前の私のブログの投稿です。
https://isindaihyou.yoka-yoka.jp/e2076360.html
別件です。
大綱白里市でのプリウスの電源としてのレンタルです。
https://facebook.com/story.php?story_fbid=2453698191377765&id=100002128240881
拡散をお願いします。
明日[9月20日)、トヨタ殿の好意によりPH V[プリウス]が10台、大網白里市の大里綜合管理(株)に届きます。まだ、停電の家がありましたら下記まで連絡をお願いします。
一週間ぐらいをめどに無料で貸します。
ぜひ、一報下さい。
担当連絡先:野老憲一 0475723473
別件です。
https://news.yahoo.co.jp/byline/yanagiharamika/20190920-00143362/
10日ぶりのドライヤーに歓声! 停電続く被災地に『電動車』が無償提供
柳原三佳 | ノンフィクション作家・ジャーナリスト
台風15号の直撃から10日経ちましたが、千葉県内では今も2万7200軒で停電が続いています(9月19日午後7時現在)。
私が住んでいる大網白里市のエリアの大半は、幸いにも2日間の停電と断水で済んだのですが、それでも相当辛かったです。
■筆者の自宅も50時間停電 「マイカー避難」で感じた4つの重要ポイント(2019/9/13配信)
あの状態が10日間も続くというのは、もう、想像するだけで苦しくなってしまいます。
そこで、台風から10日目にあたる19日は、県内でも特に停電件数の多い山武市(さんむし)を走ってみました。
この地域は、江戸時代から杉が植林され、「山武杉」の産地として知られているのですが、今回の台風で多くの大木が根元から倒れたり、折れたりして電線に接触しました。
山武市にはまだ撤去されていない倒木が危険な状態で残っている。9月19日午後5時の状況(筆者撮影)
さらに、倒木が道路を遮断したため、復旧作業が大幅に遅れているというのです。
実際に台風から10日目でも、まだいたるところに倒木が手つかずの状態で残されていました。
さて、私が向かったのは、「さんぶの森交流センター あららぎ館」です。山武市出身の歌人・伊藤佐千夫が作った短歌雑誌『アララギ』にちなんで名づけられたもので、山武市役所の出張所にもなっている公共スペースです。
ここでは、飲料水や食料品、生活用品などが配られ、多くの市民が集まっていました。
また、停電と断水で入浴出来ない市民のために、6日前から自衛隊がお風呂を設営し、多くの人が汗を流し、疲れを癒しています。
■台風から10日、風呂上りに初めて使えたドライヤー
そんな中で目を引いたのが、女性用のお風呂の横に設置された「ドライヤーコーナー」です。
長テーブルの上に、4つの鏡とドライヤーが設置され、すぐ横には車が1台停まっています。
自衛隊員が説明をしてくれました。
「今日、この電動車が自動車メーカーから届き、ここから電源を引いてドライヤーが使えるようになりました。ドライヤーは消費電力が高いので、我々の用意している発電機では賄えなかったんです。助かりますね」
小さなお子さんを連れたママたちも、
「停電になって10日目ですが、ドライヤーが使えたのは今日が初めてなんです。本当にありがたいです!」
「1週間前に比べて、夕方の気温が随分下がってきました。子どもたちも髪が濡れたままだと風邪をひいてしまうので、こうして乾かすことができれば安心です」
そう言いながら、子どもたちの髪に風を当て、最後にご自分の長い髪を乾かしていました。
■トヨタが被災地に「給電車」としての燃料電池車やハイブリッドカーを無償提供
避難所に開設されたドライヤーコーナー、この日、ここで電気を供給していたのは、水素と酸素を反応させて発電し水を排出するトヨタのMIRAIという燃料電池車です。
千葉県に複数台派遣されている電動車は最大1500Wまでの消費電力に対応しています(購入時のオプション設定は必要です)。それゆえヘアドライヤーやIHのコンロ、炊飯器など、消費電力の大きい家電でも同時に使用可能だというのです。
トヨタ自動車の広報に話を伺いました。
「被災地では電気が使えず大変ご苦労されていることを知りました。そこで、弊社とトヨタモビリティ基金が連携し、千葉県に向けて、数日前から電源として使える燃料電池車やプラグイン・ハイブリッドカーを派遣させていただいているところです。
ただ、現時点では、どの地域にこの車を必要とされている方がいらっしゃるのかが把握できていませんので、地域密着型の企業やNPO、ボランティア団体、自治体等と連携しながら、ニーズの高いところに電源としてこうした車をお届けできるよう取り組んでいきたいと考えています」
■発電機は大きな音がネック。電動車は無音で給電
私が取材する中で、たびたび耳にしたのは、
「発電機は便利だけれど、夜間に作動させると音がうるさくて眠れない」
というものでした。
でも、プラグイン・ハイブリッドカーの場合は、バッテリーの容量が十分なときにはエンジンをかけていなくても使用できるので、音の心配がなく、また排気ガスも出ないので、その点は安心です。
また、「あららぎ館」のドライヤーコーナーで電源となっていたMIRAIは、燃料電池で発電しますので非常に静かです。排出されるのは水だけとのことです。
トヨタのMIRAIから電源を取って作られたドライヤーコーナー。車には「豊田」のナンバーがついていました。愛知県から社員がハンドルを握り、自走してきたそうです(筆者撮影)
ちなみに、プリウスPHVは、満充電、満ガソリンの場合、一般家庭の4日分の電気を賄うことができるそうです。
また、スマホなら4000台分の充電が可能だとか。これはちょっと数が多すぎてイメージができませんが……。
いずれにせよ、停電時はこうした「電動車」が、電力の供給源として強力な味方になってくれることは間違いなさそうです。
台風15号が影響した停電は、長いところでさらに1週間は続くとみられています。
トヨタ自動車では、給電できる燃料電池車やハイブリッドカーを10車種、計50台程度かき集めて順次派遣しているそうです。
無償提供されるとのことですので、希望される場合は自治体などを通して早めに声を上げてみてはいかがでしょうか。
<電動車・最新貸出情報>
9月20日昼過ぎ、トヨタ自動車の厚意により[プリウスPHV]が千葉県大網白里市の大里綜合管理(株)に10台、山武市に10台届く予定です。まだ、停電でお困りの方がおられましたら、約1週間をめどに無料で貸し出すとのことです。市外でも可。●担当連絡先/野老(ところ)憲一氏 0475(72)3473 までご連絡を。
柳原三佳
ノンフィクション作家・ジャーナリスト
交通事故、冤罪、死因究明制度等をテーマに執筆。著書に「開成をつくった男、佐野鼎」「私は虐待していない 検証 揺さぶられっ子症候群」「自動車保険の落とし穴」「柴犬マイちゃんへの手紙」「泥だらけのカルテ」「焼かれる前に語れ」「家族のもとへ、あなたを帰す」「交通事故被害者は二度泣かされる」「遺品 あなたを失った代わりに」「死因究明」「裁判官を信じるな」など多数。「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」はNHKで、「示談交渉人裏ファイル」はTBSでドラマ化。書道師範。剣道二段。趣味は料理、バイク、ガーデニング、古道具集め。趣味が高じて自宅に古民家を移築。
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