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2019年07月22日

 【2019九州北部豪雨・久留米市災害ボランティアニーズ受付・災害ボランティア募集】



 【2019九州北部豪雨・久留米市災害ボランティアニーズ受付・災害ボランティア募集】

 http://www.heartful-volunteer.net/emergency_info/archives/34
 令和元年7月21日の豪雨で被災された方のご相談を7月22日から受け付けします。
泥やがれきの撤去、水に浸かった家財の片付けなどボランティアがお手伝いします。
 併せて、ボランティア活動に参加していただける方を募集します。
◇ボランティアを必要とされる方
 〇ご相談窓口
  久留米市社会福祉協議会ボランティアセンター
  災害ボランティア相談窓口
  お電話 080-1539-3864
      0942-34-3035
  FAX 0942-34-3090
 〇受付時間
  9時~17時まで(FAXは24時間対応)
 〇対象
  床上浸水した世帯
  ※生活環境の回復を優先するため、基本的に床上浸水の方を対象にします。
 〇活動内容
  災害ゴミ出し、家具や室内のふき掃除・泥おとし作業など
  (詳細は別添チラシをご覧ください。)
◇ボランティア活動していただける方
 〇ご相談窓口
  久留米市社会福祉協議会ボランティアセンター
  災害ボランティア相談窓口
  お電話 080-2715-2752
      0942-34-3035
  FAX 0942-34-3090
 〇受付時間
  9時~17時まで(FAXは24時間対応)
  ※当日のボランティア受付は行っておりません。事前にご連絡をお願いします。
 〇対象
  個人ボランティア活動者の募集は行っておりません。
  ボランティア活動者は、久留米市内のグループ(5名以上)を対象としています。
  ・災害ボランティア受付票団体
  ・未成年者参加承諾書  


2019年07月22日

【久留米市・小郡市情報】久留米300棟以上浸水 県内記録的大雨



 【久留米市・小郡市情報】
 西日本新聞から。

 久留米300棟以上浸水 県内記録的大雨 西鉄天神大牟田線も一時運休

 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/528957/?fbclid=IwAR2zkAt4E2c5mTQSyPOiB62AsfR32aYbeVYXfbZC740HxO9wOQ83cnOGOkQ

 以下、西日本新聞からです。

  21日、夏休み最初の週末を迎えた県内を大雨が襲った。昨年に続き、久留米市で大規模な冠水被害が起きたほか、朝倉市や筑前町などでも床下浸水が発生した。筑後地方を中心に、筑豊、福岡都市圏でも道路の損壊や河川の護岸崩壊、崖崩れが相次いだ。
 21日未明から大雨が続いた筑後地区では、久留米市で300棟以上が床上・床下浸水の被害に遭ったほか、道路冠水による通行止めや公共交通機関の運休、店舗の臨時休業などが市民生活を直撃した。
 大雨の被害は特に久留米市で目立った。市は46小学校区のうち42校区に避難指示・勧告を出し、避難者は午前10時時点で270世帯505人に上った。住家被害は午後3時時点で床上浸水26棟、床下浸水280棟(いずれも推計)に達し、道路被害は損壊や冠水など計35カ所に及んだ。
 同市東櫛原町周辺の国道210号は午前6時から6時間余り通行止めとなったほか、市内のJR鹿児島線高架下を通る複数の車道が冠水し通行できなくなった。近くに住む女性(60)は「大雨のたびに身動きが取れなくなる。またかという感じ」と肩を落とした。
 小郡市でも昨年7月6日の西日本豪雨で浸水被害があった大崎地区を中心に再び浸水した。市総務課によると床上浸水が約20~30棟あり、床下浸水は把握できていない。大崎地区の田中信佳区長(70)は「前回と全く同じ場所が水に漬かっているようだ。住民がいくら備えても限度がある」と嘆いた。
 昨年に続き冠水したイオン小郡ショッピングセンター(小郡市大保)は、午前11時には約12万平方メートルの敷地全体が水深40センチ程度まで漬かった。イオン九州(福岡市)によると、一部商品が水没したものの、前回より被害は限定的という。昨年以降、隣接する川からの流入を防ぐ堤(高さ80センチ、長さ100メートル)を設置するなど対策を取ったが「別の経路から浸水したようだ」と関係者。営業再開は未定という。
 西鉄天神大牟田線は午前5時半ごろから約7時間、筑紫‐柳川で運転を見合わせた。久留米駅には再開まで待とうと構内に座り込む人や携帯電話で連絡を取る人があふれ、タクシー乗り場には長蛇の列ができた。
 広川町の高校3年の女子生徒(17)と母親(44)は、福岡市の専門学校で開かれるオープンキャンパスに参加予定だった。2人は「志望校の一つで楽しみにしていたのに」と戸惑っていた。
 
 
  


2019年07月22日

【クラウドファインディング】未来を考えるために、福島第一原子力発電所を誰もが語り合えるものにしたい。



 【クラウドファインディング】未来を考えるために、福島第一原子力発電所を誰もが語り合えるものにしたい。

 https://camp-fire.jp/projects/view/153754?fbclid=IwAR3Crli_YQhl4asXY-5_TwQEFjOacmDhxuHeWTYiwifQf_ZSYejJhC2oQnU

 以下、抜粋です。

 東日本大震災から8年。福島第一原子力発電所の廃炉作業は着々と進められています。しかし地域に暮らす住民は、今どうなっているか分からないが故に、地域の未来像を描けなくなっています。このプロジェクトでは発電所敷地および原子炉建屋のジオラマの作成・更新、子ども向け冊子の作成を通じて「見える化」を促進します。

  みなさん、はじめまして。一般社団法人AFWを運営している吉川彰浩と申します。私たちのチャレンジは、福島第一原子力発電所を誰もが語れるものにするため、発電所や原子炉建屋の「ジオラマ」や子ども向けの「冊子」を作成して「見える化」を促進することです。

 東日本大震災から8年。福島第一原子力発電所の廃炉作業は着々と進められています。しかし、情報は限られ、地元に住んでいる私たちにすら、廃炉はとても分かりにくいものになり、地域の未来像を描くことすら難しくなっているのが現状です。私たちですらそうなのですから、県外の人たちもきっとそうでしょう。

 今一度、多くの人たちに関心を持ってもらい、共に地域の、そして日本の未来を考えていくには、分かりにくい原発廃炉を「見える化」する必要があります。そこで私たちは、クラウドファンドを通じて、誰もが原発を語れるようにするための広報ツールを作りたいと考えました。具体的には、発電所や原子炉建屋のジオラマ、子どもたちに向けた冊子の作成です。

 ではなぜ、ジオラマであり、子供向けの冊子なのか。なぜそれらをクラウドファンドによって作りたいと考えたのか。私の自己紹介を兼ね、これまでの活動の履歴を説明させて下さい。

「誰もが語れる原発」にするための活動
 私たちの団体が設立されたきっかけは、東日本大震災・東京電力福島第一原子力発電所の事故です。「福島」と聞くと、原子力発電所の事故をイメージする人も多いことでしょう。私たちは、その発電所を「誰もが語り合える」環境づくりを行なっている団体です。具体的には、ツアーや勉強会、講演、情報発信などを手がけています

 私は、長年原子力発電所で働いてきました。一方で、被害の中心地域である双葉郡で暮らし、地域の未来を創造する責任を持つひとりの人間でもあります。私にとって原発を扱うことは、地域と原発の間にある「溝」を埋めていく活動であり、それは、両方の立場を経験している自分だからできるものだと思っています。だからこそ一般社団法人AFWを立ち上げ、さまざまな取り組みを行ってきました。

 自分の暮らしと原発がどう紐づくかを考える講座、自分の言葉で福島第一原発を語れるようにするための視察ツアー、東京電力や経済産業省、地域住民による対話の場づくりなども行なってきました。また、研修旅行で福島県沿岸部を訪れる中高生向けの講義や、地域の暮らしの現状や課題を知ってもらうための地域ガイドもしています。こうした取り組みを通じてお会いした方々は、すでに6000人を超えています。

(大学生に向けた講義の様子)
 繰り返しになりますが、それらの活動はすべて、福島第一原子力発電所を「誰もが語り合えるもの」にするためです。

 過酷な原発事故を経験した地域の未来を考えるためには、目の前の課題だけでなく、何十年も先の未来を想像することが必要です。しかし、福島第一原発は、歴史的な出来事の中心であるがゆえに、語ることが難しい場所になっています。

 原発を語る言葉は、時にセンセーショナルであり、政治的なものであります。多くの人にとって辛い思い出を呼び起こすものでもあり、原発事故を早く忘れたいという人もいるでしょう。専門的な知識や情報が必要な場合も多くあります。 

 個人では向き合えない大きな出来事なのに、教えてくれる人(例えば身近な学校の先生のような存在)もほとんどおらず、事故の起きた地元ですら、原発事故は語りにくいものに なりつつあります。これから先は、震災と原発事故を体験していない世代が社会を作っていきます。それなのに、風化や忘却を止める手立てはできていません。

 そうして私たちは、福島第一原発を誰もが語り合えるものにするために、まずは「誰もが知れるツール」を作りたいと考えるようになりました。

 今回、皆さんへお願いしたいのは、原発を誰もが語れるものにする広報ツール開発に対する支援です。具体的には、以下の3つのツールを作成したいと考えています。

(1)AFWが現在保有する「福島第一原発現況イメージジオラマ」を最新版へ更新する
(2)溶け落ちた燃料デブリがある2号機原子炉建屋のジオラマを新たに作成する
(3)中高生が福島第一原発の廃炉を学ぶ冊子を新たに作成する

 これらを作成し、広報ツールとして使用していくことが、福島第一原発を誰もが語り合えるものにすると私たちは確信しています。その確信には根拠があります。私たちが私費を投じて作成した(1)のジオラマの有効性を強く実感しているからです。少しだけ、このジオラマについてのエピソードを紹介させてください。

 いわき海洋調べ隊「うみラボ」という福島第一原発沖の海洋調査に協力していた時のことです。肉眼で福島第一原発を望むことができる場所から廃炉の現状を参加者に伝えたのですが、皆さんの表情には「分からない・難しい」が溢れていました。資料を用いて話したところで、そもそもイメージを持っていないものは情報を取り込むだけで精一杯です。

 そこで私は100円ショップの材料でジオラマを自作し、次の調査の時に、それを使って説明してみました。すると、自作のジオラマにもかかわらず、参加者たちが「腑に落ちる」表情を見せ、これはどういうことですかと質問までしてくれるようになったのです。腑に落ちなければ自分ごとにはなりません。あれほど難しかった原発が、ジオラマによって身近なものになり、廃炉の問題が自分ごとに変化したのだと思いました。

 このときの手応えから、私は、原発を知らない・語ることが難しい人でも、容易に原発をイメージできる「もの」が社会に必要だと思うようになりました。そして、それがどこかに固定されているものではなく、必要とされる人に届けられる、つまり「移動できるもの」でなければならないと思うようになりました。

 適度な大きさで持ち運びができ、それでいて原発の廃炉の状況がわかる精緻なジオラマ。必要なのは、それだと確信しました。

 この無茶な要望に応えてくださったのが、奈良県にある株式会社大和工藝さんです。すぐに完成したわけではありません。大和工藝さんと「なぜジオラマなのか」を徹底して話し合いました。経済産業省資源エネルギー庁の門をたたき、公共のために作りたいとお願いして、大和工藝さんと一緒に現地調査もさせてもらいました。

 ジオラマを通じて地域の将来をデザイン出来るアイディアを可視化し、話し合える要素を表現するため完成には4か月を要しました。縮尺は縦横方向は1/2000、電気配線を回し、専門用語が必要な施設は操作スイッチで光らせることで、どこの何について説明しているのかを可視化できるようにしました。また、全体像を示すことで、この場所が大量の放射性廃棄物を管理しなければならない場所になること、そしてそれこそが地域にとって将来的な課題になるということを一目で分かりやすく説明できるようになりました。

◇ 地元で行われたお祭り「ふたばワールド2018inなみえ」での出来事

 双葉郡八ケ町村合同で行われる「ふたばワールド」というお祭りで、このジオラマを展示した時のことです。祭りの最中だというのに、ジオラマを挟みながら、被災された町民の方々と原子力業界の人たちが語り合っていたのです。ジオラマを指さしながら「パパはここで働いているんだ」と息子に説明する地元の方の姿もありましたし、この場所がどの様に変わっていくのか、真剣に議論する姿もありました。このような自由な語り合いこそが、原発事故後の未来を作っていくことのだと確信した瞬間でした。

◇ 福島県県内外の中高生向けへの講義

 ジオラマの「教材」としての役割も大きくなってきています。一昨年ほどから、福島県の沿岸部を修学・研修旅行先として選択する学校が増えてきました。原発事故という歴史的な出来事、廃炉という社会課題を学ぼうというものです。

 そこでは、ジオラマを囲んで話をします。多くの学生の皆さんにとって、震災も福島第一原発の事故も、自分とは離れたところにある問題だと思っていたはずです。しかし、ジオラマを囲むとイメージすることができ、思考が生まれ、活発な質問が交わされるようになったのです。学生たちが未来を語る、その中心にジオラマがある。このジオラマは、地域の未来を考えるためにあるのだと、また強く思わされました。

 このジオラマは、廃炉の状況が変われば更新されなければいけません。そこで、今回のプロジェクトでは、(1)現況ジオラマの「更新」のための費用を計上しています。日々変わりゆく廃炉の「今」を伝えるためにも、新たに調査・検証を行い、更新されたジオラマを作成する必要があります。

 さらに、溶け落ちた燃料デブリについて解説するため(2)2号機原子炉建屋ジオラマを新たに作成する必要があります。廃炉の鍵を握る「原子炉建屋」ですが、ほとんどわからないという方ばかりだと思います。そこで、原子炉建屋を二つ割りし、片面は本来の原子力構造が分かるもの、もう一方は事故後解析が進む原子炉の内部構造が分るものを作りたいと考えています。過去と現在をつなぎ、分かりやすく伝えるツールを目指します。

 この二つのプロジェクトは、全体ジオラマを手がけて頂いた、株式会社大和工藝さん、黒木製作所さんと協力しながら進行しています。

 そしてもう一つのプロジェクトが、(3)中高生向け廃炉冊子の作成です。大人でも扱いや理解に困る福島第一原発を子供たちが語ることは大変難しくなっています。だからと言って伝えないままでいいわけでありません。分かりやすく廃炉を学び、地域の、そして日本の未来を考えるためには、中高生にも理解できる言葉や伝え方が必要です。

 おそらく、彼らがこの地を巣立っていった先で、福島県育ちというだけで「原発はどうなっているの?」と問われる機会があるはずです。そんな時に、この冊子で学んだことが必ず活きるはずだという思いもあります。また、事故前を含めた地域の関わりを考えるべく、双葉郡の地域史なども盛り込みたいと考えています。目下、掲載内容や構成のアイデア出しを、学校や学生たちに働きかけているところです。


最後に

 福島第一原発事故から9年目、一般社団法人AFWを初めて7年目になります。原発事故というものを経験した世代として、次の世代に何を残せるのかを考え続けた日々でした。少しずつ、未来を考えるためのアイデアも生まれてきています。それをさらに伸ばし、育てていくためには、このプロジェクトを、同じ時代を生きている皆さんと一緒に進めていくことが必要だと思っています。そして作ってお終いAFWだけの財産にはいたしません。作られたジオラマは貸し出し、同じモノを必要とする方にはより安価に短時間で手に入るよう著作権はフリーにします。冊子についても同様です。
 これらツールを使いながらAFWはこれからもより取組を広げていきます。

 成し遂げたい姿の先にある、私たちの「未来」のために。皆さんの力をお貸しください。

2号機原子炉建屋のジオラマ制作費:500,000円
発電所全体のジオラマの更新費:200,000円
子供むけの冊子作製費:500,000円
本プロジェクトの作成物にかかる経費1,200,000円に使います。
本プロジェクトにかかる一般社団AFWの人件費は含まれません。
達成時のリターンにかかる経費とキャンプファイヤーへの手数料を含めまして、目標金額は1,800,000とさせて頂きました。

 リターンについては、この機会を通じて福島県沿岸部を堪能していただき、これからも繋がり続けるご縁になりますよう、おもてなしをさせて頂くものにさせて頂きました。

 木戸の交民家への宿泊
住宅宿泊事業(民泊)平成30年7月31日に取得「届出番号第M070005300号」
 震災後に繋がった仲間たちと一緒にリノベーションし、築70年の古民家がコミュニティースペース兼宿泊施設生まれ変わった木戸の交民家 Co-minka。
 この場所から色々な方々と、共に(Co-)が生まれる民家(minka)にと、名付けられ場所です。運営団体の一人としてAFW代表の吉川も関わらせて頂いています。
 ツアーの宿泊はこの木戸の交民家となります。まるで故郷へ帰ってきたかのようなほっと安らげる場所です。満点の星空が眺められるのも魅力の一つです。ここでの宿泊、そして来てよかったと思って頂けるおもてなしをさせて頂きます。

 木戸の交民家の仲間たちと作ったお米「木戸の交米」

 原発事故後、双葉郡の住民は町外に避難を強いられることになり、田畑は廃れていきました。その中で原風景を取り戻すために、交民家を運営するメンバーで田んぼを借りて、地域の方だけではなく県外からの方のご協力を得ながら、田植えをしお米を作ってきました。動画はその最初の年のものです。

 今年は3年目になります。思いばかりではなく品質にも拘りながら、地元の農家さんのご指導の基、美味しいお米を作っています。木戸の交米を是非ご賞味ください!

 福島県沿岸部 浜通り地方を堪能するツアー・ガイド
 皆さんが知りたい体感したいことを企画します。震災・原発事故からを学ぶツアーガイドを長年行ってきました。どんな場所を巡れば良いのか、どんな人に会えるのか、専門的に扱ってきた立場だからこそ出来るスペシャルな行程をご提供します。
 また、福島県の沿岸部は気候も温暖で自然に溢れる魅力的な地域です。暮らし続けて20年になりました。自然豊かな地域での遊び方も沢山知っています。学びだけでは終わらない食も遊びも満喫できる楽しいツアーを企画しご案内します。
 オーダーメイドの個人ガイドもリターンとしてご用意しています。

 本プロジェクトはAll in方式で実施します。目標金額に満たない場合でも計画を実行し、リターンをお届けします。

 小松理虔さん(地域活動家・いわき市小名浜在住)
 このプロジェクトは、誰かと福島の間に、小さな「接点」を作るプロジェクト。遠いところの出来事でも、誰かの目の前で、ジオラマと映像、そして解説をつけてお話ししたら、今より近くに、福島の存在を感じられるはずです。プロジェクトを主催する吉川さんは、これまでも、そうやって薄い皮を1枚1枚剥いでいくような活動を続けてきました。福島が抱える困難さは、課題の「外」にいる人たちと手を取り合うことでしか取り払うことはできません。個人の努力だけでなく、社会の理解と受容を進めるためにも、ぜひみなさんの力を、吉川さんにお貸しください。

 平松庚三さん(小僧com株式会社 代表取締役会長兼社長/株式会社ライブドアホールディングス 前代表取締役社長)
 私たちは福島第一原子力発電所の事故から何を学んだのか?

 未曾有の大事故からもう8年、時間の経過と共に この惨事も遅かれ早かれ忘れ去れます。  本プロジェクトのリーダー吉川彰浩さんは、この事故を語り継ぎ、 福島から日本の未来を描くためのツールを制作するためのクラウド ファンディングを立ち上げています。 ファンディングで集まった資金は2つの制作物作りに使われます。

 1つは詳細な原子炉建屋内部まで含めた福島第一原発全体の ジオラマ作り。 
 2つ目は全国の中高生向けに原発事故の事象と 事故が地域社会と人々の生活に与えた影響を具体的・客観的に 記した小冊子です。 吉川さんとプロジェクトチームは、この二つの制作物を通じて 原発事故への理解をより一層深めてもらうことと、 若者たちが今回の事故で学んだことを未来を描くために使って もらいたいと思っています。  私もこのプロジェクトを応援しています。 みなさまのご協力もお願いいたします。

 小幡和輝さん(地方創生会議Founder/内閣府地域活性化伝道師)

 以前、吉川さんのアテンドで福島第一原子力発電所の視察をさせていただきました。まだ震災の爪痕は残っていたし、放射能のメーターがそこら中にあって、正直、最初の印象は少し怖さがありました。 視察をしていく中で、復興は着実に進んでいること、メディアやネットによって間違った印象が広がってしまっていることを知りました。 視察のほかには釣りを楽しんだり、古民家でのBBQなど最高のおもてなしで大満足の時間でした。夜遅くまでお酒を飲みながら吉川さんの活動への想いを聞かせていただき、とても感動したのをよく覚えています。 ぜひ応援させてください。


(1)福島第一原発現況イメージジオラマ更新
   7月頭、 福島第一原発現地調査
   7月2日~15日 株式会社大和工藝持ち込み、更新作業
   8月4日 福島第一廃炉国際フォーラムにて展示・発表

(2)溶け落ちた燃料デブリがある2号機原子炉建屋ジオラマ作成
   4月~5月 資料集め・基本構想確定
   5月~6月 原子炉格納容器内3Dデーターの作成と修正
   6月~7月 建屋構造物と3Dプリントとの調整。建屋内観・外観作成

(3)中高生向けの福島第一原発の廃炉が分る冊子作製
   5月~6月 冊子構成基本案作成
   7月~8月 地元高校生との読み合わせ・内容修正
   9月~10月 デザイン案作り~決定、リリース

一般社団法人AFW 代表理事 吉川 彰浩 略歴
 茨城県常総市出身1980年生まれの39歳。高校卒業後、東京電力に入社し福島県双葉郡双葉町に移り住む。福島第一・第二原子力発電所で勤務。2012年、東京電力を退職し任意団体Apprecate FUKUSHIMA Workersを経て一般社団法人AFWを立ち上げる。福島県に暮らし続けて20年。故郷の豊かな未来を創造するため、福島第一原発と社会とのパイプ役を目指している。
一般社団法人AFW
HP:http://a-f-w.org/

 
   


Posted by 飯野健二 at 17:40Comments(0)福島